ほぼ日刊“MORIYA300”6号
最近知ったのですが、ベトナムも漢字圏だったようですね。
首都『ハノイ(Hà Nội)』は『河内』と書くようです。
このことから、表音文字と表意文字の違いについて考えさせられました。
表音文字で『ハノイ(Hà Nội)』と書かれても、その文字からは全く意味(または情景)が伝わりません。
表意文字で『河内』と書かれれば、「あぁ〜、川がたくさん流れてるか、大きな川の中州みたいなところにある都市なのかなぁ?」と意味も情景も伝わります。
日本の大阪あたりも『河内』というし、そういった知識からも、我々日本人にとってはイメージしやすいですね。
今では、漢字を使用しているのは中国、台湾、そして日本くらいになってしまいました。
韓国はハングル文字ですしね。
表音文字と表意文字。
メリット、デメリット、双方ともにありますが、やはり私は漢字の持つ情緒が好きですね。