ほぼ日刊“MORIYA300”21号『豆腐ようと泡盛古酒』
2021年12月15日(水)
沖縄の食べ物に『豆腐よう』というものがあります。
ご存知の方も多いかと思いますが、豆腐を使用した沖縄独自の発酵食品ですね。
ご存知の方も多いかと思いますが、豆腐を使用した沖縄独自の発酵食品ですね。
失礼ながらこの『豆腐よう』
「クサい！」
不味いとは言いません。
私は好きなので。
だが、とにかく「クサい！」
腐った何かの臭いとしか思えません。
お店で注文すると、チロルチョコ二段重ねくらいの大きさで提供されますが（※大きさはお店によります。）、初めて食べたとき、いきなりその半分くらいをパクっとやっちゃいまして...
おえぇ〜って感じでした。
2016年の12月だったでしょうか。
11月に沖縄から出稼ぎに来ていたキャストさんがおりまして、リリスがしっかりしたお店だということを実感した彼女から頼まれごとをされました。
曰く、お兄さんを面接して欲しいと。
リリスがというよりは、この業界は慢性的なスタッフ不足に悩まされておりますので、私はこの申し出を受けることにいたしました。
採用できなくても、沖縄旅行ができるのは嬉しいですからね。
しかも沖縄生まれ沖縄育ちの現地ガイド付きです。
採用できなくても、沖縄旅行ができるのは嬉しいですからね。
しかも沖縄生まれ沖縄育ちの現地ガイド付きです。
この時のよもやま話はまた機会があれば書くことにします。
本稿での本題はあくまでも『豆腐よう』
沖縄滞在中のある日、この出稼ぎキャストさんの申し出で、彼女の行きつけの居酒屋さんに連れて行ってもらうことになりました。
観光スポットでも何でもない地元の居酒屋さんです。
この出稼ぎキャストさん酒豪でして...
泡盛についてちょっと教えていただきました。
泡盛についてちょっと教えていただきました。
彼女の話によると「地元の人は泡盛の古酒を飲みますよ」とのこと。
若い頃、日本酒の古酒を飲んだ時、あまり良い印象が無かった私は
若い頃、日本酒の古酒を飲んだ時、あまり良い印象が無かった私は
「古酒ねぇ〜...」
というような反応でした。
「絶対美味しいから！」ということなのでロックで一杯注文することに。
飲んでみて驚きました。
泡盛の古酒って超スモーキーなスコッチと同じ味じゃん！
その時、私の脳内ではシナプスがガシャン、ガシャンと連結。
そうだったのか！
香りのきついスコッチに臭ぁ〜いブルーチーズが合うように、泡盛の古酒には『豆腐よう』が合うんだ！
それに気付いて以降、私は泡盛の古酒と『豆腐よう』の組み合わせが好きになりました。
ちなみに『豆腐よう』
爪楊枝で削るようにしてちょこっとだけ口にするのが正解のようです。
提供された『豆腐よう』をガブリとしちゃいけないようです。
提供された『豆腐よう』をガブリとしちゃいけないようです。
気になった方はレッツチャレンジ！
