美化された記憶
スタッフブログ - もりやん
ピンクレディーのけいちゃん、柏原芳恵、堀ちえみ、中森明菜、浅香唯、八木沙織、中山美穂。
これは物心ついた小学低学年〜中学時代までの、私がファンになったアイドルの順番です。
みんな可愛かったですよねぇ〜
特に浅香唯ちゃんにはドハマリしました。
『C-Girl』サイコー♪
さて、ある日のこと。
事務所でスタッフ相手に熱く語る機会がありました。
曰く、いかにデビュー当時の中森明菜が可愛かったかを。。。
あの頃わたくしは、天井に明菜ちゃんのポスターを貼っておりました。
坂戸駅前にあったイトーヨーカ堂で買ったポスターです。
ベッドで仰向けになると、天井の明菜ちゃんと見つめ合う格好になり、キュンキュンしたのを今でも鮮明に覚えています。
いま、わたくしは『鮮明に覚えています』と書きましたが、これが今回この項のテーマです。
実は鮮明に覚えていたはずの記憶が鮮明ではなかったという話なのです。
上記した明菜ちゃんのポスター。
Googleで調べれば画像があるのではないか？と思い、検索してみると、さすがGoogle先生、やっぱりありました。
ただ、私の記憶とは若干違うのです。
あれ？このポスターのはずなんだけどちょっと違うなぁ〜
何が違うのか？
服装も構図も髪型も九割がた一致なのだけれども、何かが違う？
うぅ〜ん。
顔がもっと幼くて可愛い感じだったような。。。
服ももうちょっと可愛かったような。。。
つまり、Google先生に見つけてもらったポスターは、わたくしの記憶よりも可愛くないのです。
もしや！と思い、こんどはYouTubeでピンクレディーを検索。
やはり。。。
わたくしのなかのけいちゃんはもっと綺麗なおねえさんだったはず。
YouTubeで見る当時のけいちゃんは昔の普通のおねえさん。
思い出が美しすぎて、本物が劣化してるように感じるのです！
こんなことなら、思い出のままにしておけば良かった。。。
というわけで、良い思い出は美化されて記憶されるのならば、そのままにしておく方が良いのかも知れませんね。
というお話でした。
