週刊【もりやん】 第二週
2021年11月1日(月)
選挙行きましたか？
私は行けませんでした...
まぁ、どのみち、誰に入れればいいのやら、決められませんでしたけどねぇ〜
若い頃は政治に関心があって、本や雑誌もたくさん読みましたし、討論番組やなんかも欠かさず見たりしてました。
友人知人、上司や先輩なんかとも時々熱く語り合ったこともありました。
懐かしいなぁ〜
政治家が汚職をしたり権力を乱用したりすること、それは政治家個人の腐敗であって、政治の腐敗ではない。
政治の腐敗とは、市民が政治に無関心となり、腐敗した政治家を弾劾できない状態や、浄化できない状態を政治の腐敗というのだ。
だから、我々市民は、もっと政治に関心を持ち、積極的に関わっていかなければならないのだ！
などと、恥ずかしながら、若い頃は息巻いておりました。
若い頃の【もりやん】は熱い男でしたねぇ〜ｗｗｗ
皆さんはいかがですか？
政治に関心はお持ちですか？
諦めちゃったですかねぇ〜？
歳をとるごとに『期待しても何も変わらないよ』って感じで、ついつい無関心になってしまうと思います。
でもでも、現在、のほほんと暮らしている私たちの世界や日本は、先人たちの大量の流血や、権利獲得のため、不平等の是正のための闘争の上に成り立っています。
自動的にのほほんと暮らせる世の中になったわけじゃないんですよね。
人によって意見はさまざまでしょうが、歴史上の枝葉末節における賛否の是非はとりあえず横に置いておいて、先人たちの苦労の上に今の世の中が成り立っているという意見には、ほぼほぼ異論はないのではないでしょうか？
特に私たち日本人は、世界でも類を見ないのほほんな世の中で生きております。
戦後、二度の震災と地下鉄サリンなどはありましたが、戦争と大規模な政治的、宗教的テロルとは無縁で過ごしてきました。
最近の若者は、日本とアメリカが戦争をしていたことを、授業で習った程度でしか知らないといいます。
実際に若い人に聞いてみるとそんな感じです。
我々アラフィフ世代の場合、世間に戦時中の記憶がある方々がたくさんおり、直接話を聞くことで、今の若い世代の方よりは大東亜戦争を身近に感じることができました。
身内や知り合いを戦禍で失ったり、戦中戦後の食糧難で常に飢えてる状態だったり、焼け野原の国土を素早く復興したり、それら先人の悲しみや苦しみ、不安や努力は、若い世代にとっては、既に歴史上の出来事になってしまいました。
それを今更実感を持って考えさせようとしてもそれは無理というモノ。
壬申の乱や蒙古襲来、天保の飢饉。それらを実感できる人は当時を生きた人のみであって、我々現代人にそれを求めても無理なのと同じです。
恒久的なのほほんというのは世界史上どんな時代どんな地域にも存在しません。
この先の世界や日本がどうなるかは分かりませんが、とりあえず我々がしなくてはならないことは、のほほんのバトンを次の世代にしっかりと渡すことだけでしょう。
その為には、やはり市民が政治に関心を持ち、キチンと参加していくことが必要なのではないでしょうか。
その素地として、やはり重要なのは教育だと私は考えます。
実体験として、国家的な災難を国民全員が被り、全員で苦労するような体験がない以上、教育による民度の向上により政治について皆がキチンと考えられるよう、知のインフラ整備が必要なのではないでしょうか？
と、本日投票に行かなかったくせに【もりやん】は偉そうにも気炎を吐くのでありました...
今週も元気に頑張りましょう(≧◇≦)/
