週刊【もりやん】 第九週『夏でも熱燗！がカッコイイ』
2023年6月1日(木)
20代の頃に入ってた『きき酒会』
近所の焼鳥屋さんが主催してました。
日本酒が大好きなオッサンたちに混じって、自分に合う日本酒の飲み方を勉強させてもらいました。
蔵元や酒屋さんの指導を受けて結構真面目に取り組んでたんです。
その時期は、ありとあらゆる日本酒を飲んでましたねぇ～
それで、最終的にある境地に辿り着いたんです。
①高くて美味しい日本酒は美味しいけれど飽きが来る。
②普通酒の上撰（旧一級酒）を熱燗で！それだと毎日飲んでも飽きが来ない。
③夏でも熱燗！
日本酒はワインに例えられるほど種類も豊富ですよね。
お値段が高い日本酒は、飲み口も良く、確かに美味しい！
そういう日本酒は燗にしちゃ逆にもったいない！
冷で美味しくいただくのがベストです。
でも、私にとって、こういう日本酒は『おかず』です。
どんなにトンカツが好きでも毎日食べたら飽きが来ますよね。
それと同じです。
だから『おかず』
対して、安物だけれども一級酒を熱燗で飲むと、何故か毎日飲んでも飽きが来ない。
これを私は『ごはん』と呼んでます。
『ごはん』は毎日食べても飽きませんからね。
そんな事情で、安物の一級酒を熱燗で飲むというスタイルが『きき酒会』で会得した私の日本酒の飲み方なのです。
ちなみに、夏でも熱燗！というのにもわけがあります。
冬だから熱燗と思ってる方いませんか？
カラダが温まりますからね。
でも、それって熱燗の効果のひとつでしかありませんよね。
熱燗には独特の香りや味もありますし、アルコールがほどよく飛んで、長時間ほろ酔い加減で楽しむことができるというメリットなどがあります。
それに、多くの方がそうだと思うのですが、夏でも熱いみそ汁を飲みませんか？
もちろん冷やして飲む飲み方もありますが、大抵は夏でも熱いみそ汁を飲むと思うんですよね。
最近、まったく日本酒を飲んでませんが、何故か夏が近づくと熱燗が脳裏をよぎるのです。
あぁ～、熱燗を縁側に用意して、焼き鳥で一杯、晩酌がしたいものです。
